AfterEffectsのスクリプトを作ったので置いておく
2022.12.28
0.スクリプトを作った
自分がAEを使って映像を作っているときにこの作業面倒だなとか、こんなことができたらいいのにといったちょっとした機能をまとめたスクリプトです。使用は自由ですが、使用に伴って発生した問題などについては一切の責任を負うことが出来かねますのでよろしくお願いいたします。
1.ダウンロードリンク↓
ちなみに、当方は使用しているAEのバージョンが2021なのでそれ以降のバージョンでの動作確認はしておりません。多分使えると思います。
2.使い方(2023/05/09追記)
2.1.ファイルの配置
上記のダウンロードリンクからYuKiMuMaTool.jsxをダウンロードしたらAEのScriptUI Panelsに配置してください。
windowsの場合
C:\Program Files\Adobe\Adobe After Effects 2021\Support Files\Scripts\ScriptUI Panels\YuKiMuMaTool.jsx
Macの場合
/Applications/Adobe After Effects 2021/Scripts/ScriptUI Panels/YuKiMuMaTool.jsx
この後にAEを起動すると メニューバー>ウィンドウ からYuKiMuMaToolが選択できるようになっていると思うのでパネルを好きなところに配置して使用してください。
2.2. UIの説明
それぞれのボタンについて説明します。
2.2.1. Motion Tile
選択されたレイヤーにMotionTileを追加します。デフォルトでMirror Edgesにチェックが入っているのでこれを適用するだけでシームレスなレイヤーを生成できます。
2.2.2 Comp Clop
コンポジションの長さを現在時間の位置までにしてくれます。
2.2.3. 図形
それぞれの図形のレイヤーを作成します。
それぞれの図形の大きさや線の太さはエフェクトから調節できるようになってます。
2.2.4. START END
スタートとエンドをそれぞれ現在時間の位置を動かしてクリックするとその間のフレーム数を計算することができます。
CGを外部のソフトで作成するときに必要なフレーム数を計算することができます。
2.2.5. Swq FPS
読み込むシーケンスファイルのfpsを指定することができます。
要するに設定画面のこれと同じです。
いちいち設定を開いてフレーム数を変えるのは面倒なので便利です。
2.2.6.Conte(2023/05/09追記)
コンテ制作支援ツールです。
作業中のコンポジションでこの[Timecode]ボタンを押すと下のようなタイムコードを追加することができます。
また作業中のコンポジション上で下のように複数レイヤーを選択して[Conte]ボタンを押すことでそれぞれのシーンに対してタイムコードとシーケンス名を自動追加することができます。
また、下の画像の個所でそれぞれシーケンスの接頭語と開始番号を設定することができます。
3. 最後に
元々自分用に作ったものですが良かったら使ってみてください。
こんな機能があったらいいのにというのをツイッターのDMとかで言ってもらえたら時間があるときに追加するかもしれないです。